【コメント】
アーモンドとはちみつ、ストーンフルーツの香りと後味に甘味が感じられるバランスの取れたコーヒー
USオーガニック、UTZ認証、フェアトレード,レインフォレストアライアンスその他数多くの国際認証取得農園
【INFORMATION】
生産国:ペルー
地域:フニン州チャンチャマヨ県サン・ルイス・デ・シュアモ
標高:1,400m~1,800m
品種:カトゥーラ、ティピカ、ブルボン
生産処理:ウォッシュド
アルト・パロマールは現在、17のコーヒー生産コミュニティの120を超える農家が所属する協同組合です。
アルトパロマールの構成農家であり、女性農園運営者としても第一線で活躍するイリス・ハナンパさんとその家族はこの地域で50年も農園を守り、発展させ続けてきました。
現在は家族、それを取り巻くコミュニティが将来にわたって末永くコーヒーと共に生活していけるように、コーヒーの生産方法の研究を積み重ねています。彼女を筆頭に、さらに若い女性も農園を仕切り運営する人々がアルト・パロマールを支えています。
アルトパロマールの生産するコーヒーはほぼ9割をカナダとアメリカ、ヨーロッパ、および豪州のスペシャルティコーヒーロースターに輸出されており、圧倒的な知名度を誇り、愛用され続けています。
MIDAGRI(Ministry of Agricultural Development and Irrigationの略、≒ペルー農業省)はペルー産コーヒーの更なる発展促進と競争力を高める為にアルトパロマールとの様々な意見交換、そして共同事業も講じてきました。現在は国連持続可能な開発プログラム(UNDP, United Nations Deveropment Programの略)のサポートを得てさらに加速しています。
例えば、コーヒーの生産で得られるプレミアム価格を積み立て、ソーラーパネルを設置、その電気でウォッシングステーションのベルトコンベアの動力を確保したり、アルトパロマールで処理されるコーヒーチェリー、パルプを使った有機肥料もメンバー達で研究、生産しています。
当然のように女性のリーダーも数多く活躍しており、また自分達で資金を出し合い、ペルーの大学、農業研究機関の技術者を呼び、勉強するという、先鋭的かつ、品質に対する貪欲な取り組みは、今後のコーヒー産業のロールモデルとして、注目されています。
アルトパロマールが世界中から愛されるのは、オーガニック、フェアトレード、レインフォレストアライアンス等の認証基準コーヒーをただ栽培しているだけではなく、農薬や化学肥料を使って生産されるコーヒーと比較しても引けを取らない、ハイクオリティのコーヒーを安定して生産していることにあります。